アジアカップ

4−1で勝って、2戦目で早々と決勝トーナメント進出決定、と結果だけを見ると満点の出来と言っても良いでしょう。ただやはり動きは重いですね。暑さのせいもあるでしょうけど、タイの選手にドリブルでかき回されるシーンも多々見られましたし、歯がゆさを感じさせる試合であったことも事実です。
次のイラン戦は他のグループの動向も見ながら、1位が良いか2位が良いか判断するぐらいのしたたかさが欲しいですね。まあイランと日本が共に安全に終わらせようと考えて、予定調和の引き分けでも別にかまわないと思いますが。愚直に全力で戦って消耗して、決勝トーナメント進出という形は最悪ですね。後々のことも考えて、ここで上手くやりくりして欲しいなあと思います。
それにしても、スタジアムの雰囲気異様でしたね。重慶という土地柄(日中戦争の際の空襲とか)、尖閣諸島の問題などで反日感情が盛り上がっているのは分かりますが、政治的問題とスポーツは別にして欲しいなあ……。