世界クラブ選手権

リバプール、はまっちゃいましたね〜〜。
サンパウロが勝つならああいう展開しかないなと思ってましたが、見事にその通りになってしまいました。
リバプール側は審判にクレームをつけてましたが、3度の幻のゴールはどれもしっかりオフサイドでしたし、ん?と思ったジャッジはジェラードを倒したルガノにレッドではなくイエローが出たところぐらいでした。それもミスジャッジと騒ぎ立てるほどでもなかったと思います。
むしろベニテスの采配に?がつくことが多かったですね。
まず先発メンバーですが、普段は2トップが基本なのにこの日は1トップで、左サイドで主に使われているルイス・ガルシアがトップ下。
そして3rdチョイスとも言えるキューウェルを左で使い、準決勝で2アシストしたリーセがサイドバックでも使われずベンチ。
コンディションを考えての決断だったのかもしれませんが、先のことを考えてかなり余裕を持ったスタメンだったのではないでしょうか。
まあ、ここまではまだ分からんでもないですが、0−1でリードされているのに全くカードを切らなかった点は特に?でしたね。左サイドでブレーキになっていたキューウェルを最後まで引っ張るよりは、早めにリーセを出すべきだったかなあと思います。
そしてリバプール全体にCLの時のような気合いを感じなかったですね。やはりあの熱い熱いコップに背中を押されてないとパワーが出ないのでしょうか。
0−1という微妙なスコアのせいか、開き直った攻撃もなかなか見られなかったですし、また何が何でも勝つという雰囲気が見られなかったですね。
監督や攻撃のキーマンがスペイン人もしくはスペインサッカー育ちが多いせいか、どうしても綺麗に決めてやろうというイメージが強すぎたのではないかという気がします。
スペインがなかなか国際舞台で結果を出せない要因をここでも垣間見た気がします。


最後にテレビ中継について。日テレだということで覚悟はしていましたが、予想以上に中継も実況も、そして宣伝やショーアップもひどかったです。なにあの中途半端な盛り上げ方、やるんなら徹底的に演出すればいいのに、非常におっさんくさい演出でみていてはずかしくなるぐらいでした。そういえばこの間のバレーボールもフジテレビの演出をよりしょぼくコピーしたような演出でしたね。
もう日テレはスポーツ中継は巨人戦だけやってればいいんじゃないでしょうか。どうせ見るのは趣味の悪いおっさんだけなんだし、ちょうどいいんじゃないですかねw