ウィンブルドン

本来なら男女ともに決勝の話ができたのですが、雨のせいで男子はまだ準決勝しか終わっておりません。
でも、個人的には月曜日まで順延してくれると、席がほとんど自由席になるので、コートの雰囲気ががらっと変わって面白そうだなあなんて思っています。
とりあえず女子決勝はセレナ・ウィリアムス−シャラポワですが、やはりセレナが有利かなあと。ウィンブルドンの決勝ともなれば、ある程度場数を踏んでいないと、力が出せないのではないでしょうか。
心情的にはそうなって欲しくはないのですが、予想はセレナの圧勝でいきます。


今年のウィンブルドンでは一人の名選手が引退しました。
ゴラン・イワニセヴィッチ、クロアチアの英雄です。圧倒的なサーブ力で、若くから未来のナンバーワン候補といわれていましたが、精神的な弱さから安定した成績を収める事ができず、また同時期に、
ピート・サンプラスという強力なライバルがいた事もあって、ナンバーワンにはなることはできませんでした。
彼のハイライトはやはり4度目の決勝ではじめて勝つ事ができた、2001年ウィンブルドンでしょう。パトリック・ラフターとの死闘を制し、念願のグランドスラムタイトルを獲得したシーンは、近年のテニス界でも指折りの名シーンだといえるでしょう。
僕は彼の大ファンなこともあって、引退のニュースはさみしいのですが、ケガとの戦いに明け暮れていた事もあるので、素直に長い間お疲れ様、そしてありがとうと言ってあげたいです。