ユーロ準決勝2戦目

いやあ、見事に予想を外しました…。
チェコに勝って欲しい願望も含んだ予想だったのは、否めないのですが、あそこまでギリシアの術中にはまるとは…。

冷静に分析すると、やはり鍵になったのはネドベドの負傷退場。
ネドベドの代わりに入ったスミチェルも悪くはないのですが、ダイナミズムやミドルシュートチェコから無くなって、ギリシアはかなり守りやすくなりました。
時間が経過すると、前の試合からの間隔が2日少ないチェコに徐々に疲れが見えるようになってきて、コラーにぶつける方法でしか攻められなくなってきました。
選手を替える選択肢もあったと思うのですが、ブリュクナー監督にはピッチ上の選手を替えてまで投入する、信頼の置ける選手がいなかったのかなと。
最後にきて、前々から言われてきた選手層の薄さが露呈したといえるのでは。

一方、勝ったギリシアですが、今大会恒に見せていたサッカーをこの試合も見せてくれました。
序盤こそチェコにペースを握られていましたが、ネドベドの退場以降は、ギリシアにとって理想的な展開になりました。
最後はCKからの得点でしたが、それまでにも決まってもおかしくない場面も多々ありましたし、この結果は正当なものだったと思います。


追記:チェコにとってはネドベドの決勝はポルトガルとやりたい発言が余計だったかなあと。
勝負の世界で、先の事を言いすぎるとよくない結果が起こるので。