アテネ五輪

とうとう閉会式が終わり、アテネ五輪は終了してしまいました。本当に祭りが終わったあとのような感じで、今は虚脱感だけを感じています。もう少し見ていたかったなあ。
男子マラソンでとんでもないハプニングが起こってしまいました。36キロ付近で先頭を走っていたブラジルのリマ選手に、観客の一人が乱入しコースの外に押し出すという蛮行を行いました。その後走り続けたリマ選手は2人に抜かれ、結果3位に終わりました。あの行為がなければ金メダルだったかどうかは分かりませんが、走りに悪影響があったのは間違いないでしょう。選手の4年間の努力を無にするようなこういう行為は許されるべきではないですし、厳しい処分を行って欲しいものです。
ブラジル−イタリアでブラジル、アルゼンチン−イタリアでアルゼンチンが勝ちました。といってもサッカーではなく、前者はバレーボール、後者はバスケットボールです。決勝でことごとく負けてしまうイタリア…、ついついサッカーと重ねてみてしまいました。ドイツワールドカップでこの流れを断ち切って欲しいものです。それにしても、バスケのアメリカはどうしたのでしょうかね。もうアメリカが負けることがニュースとして取り上げられることもなくなってしまうかもしれないぐらい、今回のアメリカは脆いチームでした。ファンとしては、最強チームを編成して、見ていていやになるぐらい強いアメリカが見たいんですけど、それはもはや夢でしかないのでしょうか…。
ハンマー投げアヌシュが失格となり、室伏が繰り上げ金メダルとなりました。室伏本人も表彰式で金メダルをもらいたかったと言っていましたが、こういう結果はやはりすっきりしないですね。次の北京では、誰よりもハンマーを遠くに投げて、金メダルを表彰式で首にかけてもらう室伏がみたいです。