ヨーロッパサッカー

レアルのカマーチョ監督が辞任しました。2戦続けての敗戦の責任を取ってということですが、実際はフロントや一部の選手達に嫌気が差したということでしょうね。レアルの昨シーズンからの不調は、守備に原因があったのは事実ですが、それはセンターバックを取ったからといって解消されるものではないことは一般にも言われてましたし、カマーチョも守備の出来るボランチの選手をフロントにリクエストしていました。しかし取ったのは、FWのオーウェン……。以前から噂のあったヴィエラシャビ・アロンソではなく、オーウェンを選んだのは、そのネームバリューにあったといわれています。正直言って、カマ−チョじゃなくても、やってられないという気がするでしょうね。加えて、銀河系といわれる選手達は、フロントのバックアップを良いことに、好き勝手にしているようですし…。レアルを立て直すには、かなりの荒療治が必要でしょう。
それにしても、次は誰が監督をやるのでしょうか。今シーズンはコーチを昇格させて、そのまま行くようですが(まあこれもどこまで信用して良いか分からないですけど)。でも正直言って、今のレアルの監督をやりたい監督なんているんでしょうか。バックアップをしてくれないフロントに、言うことを聞かない銀河系の選手達とどうやってチームを作っていくというのでしょう。勝ったら選手のお陰で、負けたら監督のせいという所でやりたいと思う人はいないんじゃないかなあ。だって私なら絶対やりたくないですし。