コンフェデ

最近いろいろありまして、ほとんど家にいて勉強してるんですけど(実質引きこもり状態w)、家にいるおかげでというか、そのストレス解消というかで、ほぼ毎日なにかしらスポーツを観戦しております。
というわけでメキシコ−日本戦を観戦しました。こんなに日本関連の試合を続けて観戦するのは久しぶりなので、逆に新鮮でなかなか面白かったですね。
試合の寸評は、まあメキシコの完勝ということで。メキシコは実にらしいサッカーをしてましたね。ただ攻撃の最後の所の工夫がまだ足りないかなあという印象を受けましたが、FWを見ると高さ重視なのかもしれないので、ああいうサッカーで良いのかもしれません。
一方、日本はやってるサッカーを根本から見直さないといけないかもしれないですね。ボールは奪えないし、取ったボールもろくにキープもできない。その理由はやっぱり間延びした中盤にあるでしょうね。あれだけ選手間に距離があるとなかなかボールをつなぐことは難しくなりますから…。
どう改善するかを考えると……、3バックやめても良いんじゃないかなあ。どうしても今のシステムだと、DFラインが低めに設定してあるので、なかなかコンパクトなサッカーはしづらい、ならもう開き直ってがちがちに守って、カウンターサッカーにするかと言っても、少ない数で点取れるタレントはあまりいない……。とすれば、もう少しラインを高くするために4バックにしてみるのがいいんじゃないかなという気がします。
日本にはサイドアタッカーがあまりいないので、イメージ的にはミランみたいなサッカーが理想ですかね。中盤の構成はミランというより、バルサより、デコ=中田・シャビ=小野・マルケス=福西という感じで、前線はミラン風、シェフチェンコ=大黒・クレスポ=柳沢・カカ=中村、という感じで組んでみてはどうかなと。もちろん個人の格差があることは分かってますが、どうせ勝てないんだから、せめて良いサッカーを目指して欲しいなあと思います。システムはこんな感じ↓

    柳沢  大黒(高原)
      中村(小笠原)
    中田  小野
      福西
 三都主(?)   加地
    中澤  宮本
      川口   

と組んでみたんですけど、ネックは(まあ個人の能力不足という点は置いておいて)、左サイドバックとトップ下ですね。左はとりあえず三都主を入れましたけど、メキシコ戦でも分かったように、ウイングバックサイドバックとして世界で戦うには能力不足でしょう。使い道としてはジョーカーとして攻撃に専念させるように使うぐらいしかないかな。なので左サイドはまず守備がしっかりできる選手を入れたいですね。
続いてトップ下ですが、今このポジションで有名なカカやランパードバラックやジェラードを見れば分かると思いますが、今のサッカーだとこのポジションは強さと得点力が欲しいですね。そういうタレントって日本にいないんですよね。中村にしても小笠原にしても、一昔前のトップ下のイメージだし……。中田ももうトップ下より、下がった位置の方がよさそうですしね。新戦力の発掘が必要なのかもしれません。