コンフェデレーションズカップ

「解けた魔法」といいますか、「ひたむきさを失ったチームをギリシャの神々は見放した」という感じの一戦でした。
日本どうこうよりも、仮にも現ヨーロッパ王者があの体たらくでは怒りさえこみ上げてきます。ヨーロッパ王者がやる気がないのはいつものこと、それでも勝負所は抑えて格下にはしっかり勝つのが王者としての責任でしょう。それを日本に内容でも結果でも負けるなんて、ヨーロッパの面汚しです。レーハーゲルは日本のFWに感謝すべきでしょう。もう少しまともなFWがいたら3点は取られていたはずですし、日本に3−0で負けるようなら、レーハーゲルの首も危うかったでしょうから。
それにしてもギリシャがあんなにちんたらしたサッカーするんなら、出場辞退してポルトガルを代わりに出して欲しかった…。やる気無いギリシャなんてなんの見るべきものもないから。
と、ここまでお前は一体どっちのファンなんだと言われかねない内容ですが、ギリシャは好きではないですが、日本も好きではありません。例えばイタリアとかポルトガルと日本が試合をするなら、間違いなくイタリア・ポルトガルを応援しますw
実際、オリンピックや2001年のイタリア・日本戦では余裕でイタリアを応援して、柳沢が点取ったとき「くそっ」って無意識に言ってたぐらいでしたからw
と言う感じなので、熱狂的な日本ファンの方には怒られるかもしれませんが、基本的にそういうスタンスで書いているということはご理解ください。
で、日本に目を向けてみると、ギリシャの出来を差し引いてもメキシコ戦よりはかなり良くなってたんじゃないですかね。ギリシャのサイド攻撃封じを主眼に置いた4バックが攻撃面でも上手く機能しましたし、全体的にコンパクトなサッカーができていたと思います。
ただブラジル戦を考えてみると、ブラジルはなぜかメキシコに敗れてしまいましたし、そのおかげで得失点の関係で日本は勝たないとダメですから、かなり厳しい戦いになることでしょう。
今回上手くはまったこのシステムも、ブラジルにはそのままでははまらないでしょうね。3バックに戻すか、4バックでより中盤を守備的にするか、ジーコには難しい選択になりそうです。