US OPEN

男子はフェデラー、女子はクライステルスが優勝しました。ただ今年の大会期間は旅行中だったので、10数年ぶりに試合を見ませんでした……。なので結果だけしか分かっていません。
男子決勝はフェデラーアガシ、大会としては一番盛り上がるカードだったでしょう。アメリカ人としては、アガシ優勝が理想だったのでしょうが、アガシももう35歳、さすがにフェデラーに勝つのはきびしいかな。
あと、ヒューイットも準決勝でフェデラーに負けてますが、この二人の関係がどんどんマイケル・チャンサンプラスの関係に近づいていっている気がします。なんとかヒューイットには一矢を報いて欲しいんですけどねえ。
あと今大会自体とは関係ないですが、アガシが35歳まで現役を続けるとはねえ……。あの世代の選手では一番始めにやめそうだと思ったんですけど、分からないものですねえ。

女子はクライステルス!!
やっぱり今年は復活がテーマでしたね。しかもずっとグランドスラム決勝で負け続けていた彼女がケガを克服して、しかも2年後の引退を表明して、ついに悲願達成…。やっぱりちゃんと試合見たかったなあ……。
ピアースとの決勝という男子とは違ってかなり通好みのカードになりましたが、今年の流れから考えると良かったんじゃないでしょうか。

さて今年のグランドスラムを振り返ると、共に来年の展望について語っていきたいと思います。
まず男子はやはりフェデラーでしょう。2年連続のウィンブルドン・US連覇を果たし、いよいよ来年は年間グランドスラム達成の期待も高まります。彼にとって最大の難関はやはりフレンチオープンでしょう。サンプラスを超え、史上最高の選手となれるかどうか、来年はこれが最大の注目点でしょう。
逆に誰がフェデラーを止めるか……、ロディックナダルサフィン・ヒューイット……、出来ればヒューイットに止めて欲しいですがどうなることか……。
女子は先ほども述べましたが、今年は復活がテーマだったようです。
セレナ、エナン、ビーナス、クライステルスというチャンピオンを見ると、2年前のベルギー旋風、それ以前のウィリアムズ姉妹旋風が吹いたともいえます。
昨年の主役ロシア勢の巻き返しがあるのか、それとも今年の流れが続くのか、来年も群雄割拠の一年になりそうです。
まあ一応シャラポワについても書いておくと、№1になったといっても、今年は無冠、誰も真の王者とは思っていないでしょう。まだ18歳とよく言われますが、女子テニス界において18歳は決して若くありません。
グラフ・セレス・ヒンギスのいずれも18歳前後で圧倒的な強さを見せましたが、シャラポワは彼女たちに続くことが出来るか、来年はその真価が問われる年になるでしょう。
人気はもはや史上最高とも言えるだけに、あとは実力をどこまで示すことが出来るか……。