ヨーロッパサッカー2004-5シーズン展望・予想、ブンデスリーガ編

いよいよヨーロッパ各国のリーグが開幕し始めましたので、そろそろ予想なぞをしてみようかなと思っています。
まず手始めとして、早々に開幕したブンデスリーガから。
1、バイエルン・ミュンヘン
 加入:DFルシオ、ゲルリッツ、MFフリンクス、FWハシェミアン
 放出:DFリザラズ
上の加入と放出を見て頂けるように、昨シーズンより大きく戦力をアップさせました。リザラズが抜けた左サイドバックはやや手薄になりましたが、それもサイドならどこでもやれるサリハミジッチがいるので大した痛手にはならないでしょう。さらに、長年続きややマンネリ感が漂っていたヒッツフェルトから、厳格で知られるマガトに監督が替わり、もう一度引き締め直されたスター軍団が覇権を奪回すると予想します。
2、レバークーゼン
 加入:DFロッキ・ジュニオール、MFフライアーetc
 放出:DFルシオ、MFバストゥルク、FWノイビル
一昨シーズンに地獄を見たものの、昨シーズンは3位と復活したレバークーゼン。3人を放出したもののルシオ以外は、昨シーズンのスタメンでは無く、ダメージはそれほど大きくないでしょう。むしろ左サイドハーフにフライアーを獲得したことで、左右のバランスが向上し、魅力的な攻撃サッカーを披露してくれるはずです。
3、シュツットガルト
 加入:DFバッベル、シュトランツル
 放出:DFボルドン、ヴェンツェル
昨シーズンまでの躍進を支えたマガト監督がバイエルンに行き、あらたに青年監督ザマーが新監督に就任しました。厳格なマガトに引っ張られてきた若い選手たちが、独り立ちすることが出来るかそれにかかっていると思います。戦力的にはほぼ昨シーズンと変わらず、相変わらずの堅守速攻で勝ち点を稼いでいくのではないでしょうか。
4、シャルケ04
 加入:DFボルドン、クルスタイッチ、MFリンコルン、FWアイルトン
 放出:DFケルクホーフェン
大量補強により、戦力を大幅にアップさせたシャルケ、得点王アイルトンの加入により昨シーズン49に終わった得点を大幅に増やすのではないでしょうか。ただDFのセンターを総取っ替えすることになるので、組織が構築されるまでの間をどうしのいでいくかにかかっているでしょう。