セリエA開幕

ヨーロッパで一番最後に開幕したセリエAですが、優勝を争うだろうと思われていた4強の内、ユーベとローマが勝ち、ミランインテルが引き分けました。ユーベは移籍してきたイブラヒモビッチがゴールを挙げるなど快調なスタート、ローマは勝ちはしたもののカッサーノが退場になるなどやや不安が残る内容だったようです。ミラノの2チームは共に引き分けでしたが、開始早々に10人になりながらも、内容で圧倒したミランと、何とか個人の力で同点に追いついたインテルと対照的な出来だったようです。
それにしてもインテルはビエリが大ブレーキで、チャンスを逃し続けたのが大きかった…。ユーロでのビエリはコンディション不良だったというより、もう下り坂だったということでしょうか。こんな調子のビエリであれば、レギュラーから外して、アドリアーノマルティンスの2トップでいった方が、バランスもとれていて良いんじゃないかという気がします(出来ればビエリにこの考えを打ち消して欲しいんですが…)。
その他のリーグも序盤戦ですが、なんといってもアーセナルでしょう。5戦全勝だけでなく、1試合平均4点を取る攻撃陣……。レジェスやセスクといった若手の台頭もあって、去年よりさらにパワーアップしているような感があります。あとはDF陣がもう少し層が厚くなればいうことなしでしょうね。今シーズンこそ悲願のチャンピオンズリーグを取ることが出来るか、現在ミランと並んで最も優勝に近いチームだといえるのではないでしょうか。