リーガ・エスパニョーラ

セリエAとともにスペインでも新シーズンが開幕しました。
第1節はバルサが引き分け、ビジャレアルが負けるというやや波乱の幕開けでしたが、その他の強豪は順当に勝っております。
今シーズンの予想をしてみると、やはりバルサ・レアルの二強という構図にならざるを得ないでしょう。
そして第2グループにバレンシアアトレティコベティスビジャレアルといったところがひかえていると言うところでしょうか。

そこで優勝予想はバルサでいきます。レアル嫌いのバルサ好きなので、かなり私情は入ってますが、それでもファン・ボメルエスケーロの新加入組は派手さはありませんが、実に効果的な補強ですし、昨シーズン続出したけが人が戻ってくることを考えれば、総合力はさらに増しているといえるでしょう。そして昨シーズンの優勝で自信をつけ、バルサ黄金時代がやってくるのではないでしょうか、…半分願望が入ってますがw
2位はしゃーなしでレアルで。大嫌いなチームなのでここに挙げるのも嫌なのですが、珍しく今シーズンは理にかなった補強をして、戦力的アンバランスはかなり解消されてきました。ただDFの層の薄さは相変わらずで、ウッドゲイトが帰ってきたって、所詮はウッドゲイトイングランド代表に入れるかは入れないぐらいの選手でしかありません。そんな選手が復帰したからって、劇的にDF力が向上するとは思えませんし、カシージャスの神通力もそろそろ切れてきてもおかしくはありません。よって個人能力で勝ち点は重ねていくものののびきれず2位で。
3位はバレンシアインタートトにも負けてしまい、今シーズンはリーガ一本に集中できますし、長年のネックであったFWも補強できたので、かなり期待できるのではないでしょうか。ただ問題はリーガ一本の割に選手が多すぎること、どこかで不満が爆発して、チームが空中分解してしまうかもしれません……。
4位はアトレティコ。中盤から前の大量補強でトーレス依存症も解消されそうですし、知将ビアンチの招聘はプラスのはず。アルゼンチンでの栄光を、同じく攻撃マインドの強く言葉の問題もないスペインで再現することは無理ではないはずです。またバレンシアと同じくリーガ一本に集中できるのは大きいはずです。
昨シーズン旋風を巻き起こしたビジャレアルベティスですが、CLとの掛け持ちは想像以上にきついでしょう。選手層もさほど厚くないですし、以前のレアル・ソシエダの二の轍を踏まないようにしてほしいものです。