サッカー日本−アンゴラ戦

こうやって一試合ちゃんとサッカー見るのも久しぶりだなあ。
内容は・・・、はっきり言ってあまり面白くなかったというのが正直な感想です。
アンゴラは主力で来ていなかった選手もいたみたいなので、この試合でその真価を計れないかもしれませんが、正直本大会は厳しいかなあという印象を受けました。
ポゼッション重視の割には、攻撃に工夫が無く、ミドル頼みになってましたし、堅守と言われる守備陣についても、マークもそれほど厳しくなく、かといってそれほど組織立ってるわけでもなくと、なんかセールスポイントが見えてこないチームでしたね。本大会までにどれだけ変わってくるか楽しみではありますが・・・。

さて日本ですが・・・、相変わらず点の取れんチームだなあ・・・。
特に高原、パスを呼び込むフリーランニングとか、1対1の勝負、ポストプレー、守備も良いし、シュートに入るところまでは実に良いんですけど・・・。全体的なプレーの質が高いだけに監督としては使いたい選手なんだと思うんですけど、それだけに最後のところが・・・。
あと、あんなに良いアレックスは久しぶりに見ましたね。あれだけ出来るんだから普段ももう少し真面目にプレーすればなあ。それと彼の加速性能では、止まった状態からのスピードアップでDFを振り切るのは厳しいと思うんで、スペースでボールを受けるプレーを増やした方が良いでしょうね。
他は中田はいつ見ても思うんですけど、ボールタッチが堅いんですよね。ボールへのセンシビリティーが低いというか、そこが彼が上に行ききれないところだろうなあとこの試合でも感じました。
最後にチーム全体についてですが、もう3バックモードはオプションにしても良いんじゃないでしょうか。どうもチーム全体のテンポが遅くなりますし、選手間の距離も遠くなります。アジア相手ならセットプレーの一刺しで勝てても、世界では苦しいでしょう。
正直言って別に日本は結果を求められるようなチームじゃないんだから、アグレッシブかつダイナミックなサッカーを目指した方が良いと思います。